A10ピストンSAの入ったそのダンボールの角はしっかりテープで閉じられていた。角が閉じられていることで、事故時の浸水や雨の日や雪の日でも水や水分が梱包箱に侵入せずに済む。雨耐性や事故耐性や雪耐性がある。
中身の“精密機器”A10ピストンSAが水分故障する不安が生じない。たとえそれが物理的に化学的に起きないことであっても心情的に起きる不安が生じない。水侵入の不安なく受け取ることができた梱包であった。
実はこの角箇所は「梱包側」にとってどうするか選択を迫られる重要な箇所でもあった。(一般の)通販店で梱包作業をしていた頃、よくこの角を閉じるかどうかで迷っていた。
「オードリー春日さんの幾何学的でパッツン切りされたモミアゲ」のように「パツッパツッ」とハサミで綺麗にカットすると「ポツっとした穴」が生じてしまう。この穴から水侵入の不安があった。しかし…
綺麗に切り貼ると「綺麗な見た目なのだけれど穴が空いて水分の防御性が減る」といったデメリットが生じてしまう。「オシャレなんだけれどすぐに壊れる」といったようなことが起こってしまう。一方…
折るようにして貼ると穴が生じない。ただ、見た目が煩雑になってダサくなってしまう。しかし!無事に届けることができる。結果、ダサい見た目になるものの「折るように貼る」のを選択するようになった。
折ることで「もし配達中に雨に濡れたときに雨水が侵入して中のものが濡れないだろうか」「もし配達中のトラブルで同積していたドリンク等が破損して、被害を受けるように濡れたらその漏れたドリンクが侵入してしまう」といった不安が消えていった。「無事に届くだろうか?」といった送る側の不安が消えていった。
そして今回「受け取る側」になっても、改めて「受け取る側」の不安が消えていくのも感じられた。この角箇所を「ハサミできれいに整えるのではなく折り貼る」という貼り方は「中身の性家電に雨水が行かない」といった「安心感」が「送る側も受け取る側にも」もたされることを実感した。
NLSでもやはり折るほうが選択されている。見た目は若干煩雑になるものの、「これが“より無事に届けられる貼り方”である!」といった貼り方が採用されていた。
梱包作業に精を出していたときのことが蘇った。この「角をどうするかポイント」は梱包に情熱がないと発見できないポイント、やはりNLSは梱包にも情熱があった。NLSは懇切丁寧な梱包がなされていた。やはり梱包が丁寧だと受け取る時に安心感がある。次回受け取る時もすでに安心感がある。
特に「たとえ持ち帰り中に雨が降ってきても雪が降ってきても梱包箱の中に侵水することは起きない」といった安心感に包まれながら気持ち良く持ち帰れる。北海道札幌は雪がゲリラ的に降ってくるため、また雪は梱包箱に乗ってくるため、そしてじわじわと溶け染み込んでいくため、北海道にお住まいの場合でもこのNLSの梱包ならば耐えられる。
精密機器であるA10ピストンSAが「水分等で故障して届くかもしれない」といった不安なく気持ちよく受け取れる。フィルムがあったりしてさすがに本体に侵水することはないにしても、水侵入の不安が「微塵も無くなる」のはとても気持ちいいことであった。
「水分で壊れて届くことが前提のような受け取りの仕方をしなくて済む。「故障トラブルの電話番号とお問い合わせフォームを用意しながら箱を開ける」「故障前提でまずは腫れ物に触るように動作チェック」といったことなく「絶対に故障せずに届いている」といった安心感がNLSにはある。
さらば!
雨濡れが不安な梱包よ!
安心して受け取れる!
持ち帰れる!
ラブドール撮影の背景用に長板を…