挿入感は共通的で「ただの筒に挿れているよう」
ラブドールのヘッドに挿入しているときにペニスで感じる挿入感は何も感じない。吸われる感触も無ければ、レロレロと舌が動き回る感触もない。これは特定のラブドールだけでなく他のラブドールでも共通的に起こった。
いくらドールショップ側が「ほらみてください!内部の構造はこんなにも複雑な構造になっています!」と内部を見せてきてもまさにそれが「ただのニュルニュル」だった。
ヘッドにテンガの『フリップゼロ』をハメ込みたいほどに単調すぎであった。舌でゴロゴロせわしなく舐められながら同時にチュウチュウ吸われるフェラ感を体験できたTENGAフリップゼロに大きく及ばなかった。
ただの筒である。ラブドールのヘッドの挿入感はただの筒である。これが共通的だった。
人の口そしてアタマの中にペニスが入っているといった視覚快感のみ
しかし、テンガのフリップゼロでは体験できない領域の快感を感じられた。
それが「人間の口の中にペニスが飲み込まれている」「アタマの中にペニスが入っている」「人間が膝立ちでペニスを咥えてきてくれている」といった視覚快感である。
その視覚快感に感動する。リアルドールのフェラはその視覚快感こそが最大の魅力となる。
しかし、その最大の魅力は「強烈に面倒な後始末」で一発で失われてしまった。そして最終的に「ラブドールのフェラは購入した記念に一回だけでいい。」といった結論に毎回至った結果となった。
後始末が非常に面倒で1回で飽きる
挿入した後は綺麗に洗浄する必要が出てくる。そして完全に排水する手間も出てきてしまった。その手間が飽きを急速に加速させていった。
排出を疎かにした結果ラブドールのヘッドの口内に水が残っていて、騎乗位でもたれかかった際にその洗浄後に溜まっていた水が滴り落ちてきて激萎えしたことがあった。
洗浄したのは1週間前。それでもまだ乾いていなかった。そのため、洗浄後はよく振ったりしてヘッドの挿入箇所から水を排出する手間があった。
それだけではなく、メインの「洗浄」が億劫であった。とにかく指が奥に届かない。ボディのホール内部は指が届くのに、ヘッドだけは届かない。
そのため、指が疲れる。非常に疲れる。指をグワッと広げたまま洗浄を繰り返しているとふつふつと沸き起こってくるものがある。「もうペニスを挿入したくない、ラブドールのフェラはしたくない」その感情が洗浄中に湧いてくるのである。
それほど洗浄が億劫に感じるようになった。それを打破すべく、水筒を洗うボトルブラシや試験管ブラシをなどを使った結果、なんと大変なことが起こった。
ラブドールの口角箇所が裂け始めてしまったのである。これはセックス中の視覚快感さえも大きく消失してしまう。
最終的に他のラブドールのヘッドをいくつか経験してもやはり「洗浄が億劫。洗浄すると劣化する。挿れたくない」といった同じ結論に何度も至った結果となった。
洗浄すると裂ける
ドールショップ側でいくら「ヘッドの挿入感にこだわりました!」と謳ってきてもそもそものレベルで「挿入は購入した記念に1回のみ。それで最後」といった感覚なので驚きが起こらない。
そして何よりもその挿入さえも億劫に感じるようになる。それがやはり「ラブドールの口裂け劣化」である。
口角箇所が裂けてしまう。挿れただけでは裂けない。しかし、その挿れた後の後始末の洗浄の際にゴシゴシしていると裂ける。これが難点だった。
もしくは指で強引に拡げすぎて洗っているとやはり数回後の洗浄から裂け始めてしまったこともある。
もしラブドールのヘッドが改良されたお知らせがあった場合には「ヘッドの挿入感にこだわりました!口角の耐久性もアップしました!洗浄後の水の後残りもしなくなりました!」であればやっと挿入する気が少し沸き起こる。
それほどにラブドールのヘッドはどのラブドールも共通的に「一回限り」に終始した。
ラブドールのフェラは視覚快感のみで気持ち良くなれる。ペニスで感じる物理的快感は気持ち良くなれない。そして、その後の後始末や急速な劣化によって心情的に気持ち良さが大きく削がれてしまう。総合的に、ラブドールのフェラは気持ち良くないといった結果となった。
ラブドールを選ぶ際は「フェラ性能は優れているかどうか」といった選定は無視して、ただただ「ヘッドの造形だけを考慮して選ぶ」と楽しめる。
「ラブドールのフェラは気持ち良い?」
総合的に気持ち良くなれない!
ヘッド造形のみ考慮して選ぶと楽しめる!