挿れなくなったアダルトグッズ「ディルド」はジョークグッズ「ダーツ」として新たに楽しめる。
「アナルにズブズブ挿れたい」
ディルドを初めて目にした時、とにかく「挿れたい」と思っていた。自身のアナルの中にズブズブと挿れたいと思っていた。指も挿れた。バイブも挿れた。アナルプラグも挿れた。次々に試した。そうして、次はディルド。風呂場の壁に吸盤で付けてアナルにズブズブ挿れながら腰を触れるようにと吸盤型のディルド選択。しかし、ちょうど性欲依存状態からの卒業が重なり、そこまで挿れたいとは思わなくなってしまった。
性欲依存卒業後はジョークグッズとして楽しめる
性欲依存状態から卒業した段階でディルドを目にした時、感覚が明らかに違った。アダルトグッズとしか見れなかったのに、純粋なジョークグッズとして見なしている自分がいたのだ。
「ジョークグッズというのはただの建前ではないか?」は無い
以前は「アダルトグッズなのに“ジョークグッズ”」などと「建前」を使っている(ジョークグッズ…アダルトグッズ“しか”用途がないではないか!!)と思っていたのが、本当に「ちょっとおもしろいユニークなダーツ」「おもしろハンガー」といった感覚でジョークなグッズとして楽しめるようになったのだ。
「一生アダルトに依存させてあげる!(ギスギス業者側)」では無い
「なぜアダルトグッズがあえてジョークグッズと言われるのか」その理由を肌で知った。それは「一生アダルト依存にさせるのではなく、将来的にこのアダルトグッズがジョークグッズとして楽しめることを目指している」それを意味しているに違いない!そう肌で答えを知った。たとえこれがただの妄想に過ぎなくとも、答えの1つととして楽しめるに違いない。
「公共のTPOに合わせるため」だけでは無い
ジョークグッズと発言する理由は成人玩具を社会の公共のTPOに迎合させるための建前だけではなかったのだ。アダルトグッズいやジョークグッズに何年も何年も没頭した結果、将来的に本当に純粋に「ジョークグッズとしても楽しめる」ようになるためであった。それだった。それが正解の1つだった。
アダルトグッズはジョークグッズの仮面をかぶっていない、本物。
「ジョークグッズになれないくせにジョークグッズだと名乗っている」といった輩ではなかった、ジョークグッズは。本当にアダルトグッズという存在はジョークグッズにもなれる存在だったのだ。そして実際、ディルドを純粋にハンガーとしてダーツとしてジョーク感覚で楽しめるようになった。
ディルドをダーツとして楽しめる未来を込めて。
この撮影背景にアクリルを利用した理由は「ディルドをアダルトグッズとしてだけではなく純粋にジョークグッズとしてダーツとしても楽しめる未来」を背景に込めたかったためでもある。「吸盤付きのディルドですか?はいはいはい、ダーツに使うやつですね。」とジョークに言われる世の中が来ればいいと思っている。
「平成が終わった後」の新しいアダルトグッズの使い方。性の悩みに振り回されなくなった日常、新しいジョークな日常を。