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公園のベンチに座っていると決まってエロいオンナが通りすぎる。何人も通り過ぎる。そういったときによく「視界で」ボヤボヤ見たり、チラっと見たり、通り過ぎた後ろ姿をチラッと見たりしている自身がいた。しかし、オナホとラブドールで性の悩みから卒業した後では、以前のその「見てしまう感覚」が無くなってしまった。
お姉さん。|都心部から若干離れた公園のベンチ
フードを深くかぶったお姉さん。スタイルバツグンのお姉さん。風俗勤務そうなお姉さん。エロいお姉さんが目の前を通り過ぎる。それが都心部から若干離れた公園のベンチだった。
帽子から茶色いロングヘアーをなびかせてながら歩いていく。いかにもいい匂いのしそうな髪、ツヤツヤの髪、ストレートの髪、撫でると手が癒され溶けそうな髪、そんなお姉さんが目の前を通り過ぎたとき、見る気が起きなくなってしまった。
上記を記録しようとわざわざ通り過ぎる瞬間を見たがそれまでやはり純粋に「見たくて見たくて衝動に駆られる感覚」がしなかった。
ギャル系。|都心部ど真ん中の公園のベンチ
スケボーに乗ったギャルたちが目の前を走っていく。テロテロでギラギラのメッセージが描かれたパーカー、ジャージズボンを履いたギャル。スケボーに乗ったイケイケのわかわかギャル。ダンスサークルで踊り合うギャル。
とにかく「18歳盛りのギャル!」といった感じのオンナが都心部のど真ん中の公園辺りで観ることができる。さらにイケイケのカップルもよく観られる。
その環境に再び出向いた時に、イケイケのAVを連想したり、イチャイチャカップルに嫉妬するといった性的な感情が湧く感覚が今回しなかった。以前は湧いてしまっていた。しかし、それが無くなってしまった。消失してしまった。
熟女。素人。|都心部から大きく離れた公園のベンチ
都心部から大きく離れた公園のベンチでは特に「熟女」や「主婦」や「プライベート生活モードの素人オンナ」や「子連れの円満カップル」や「犬散歩のオンナ」の方々を観ることができる。
以前はその方々が目の前を通り過ぎたときにはちらっと観たり、通り過ぎた瞬間に後ろ姿をチラッと観たり、視界で観たりしていた。そして子連れカップルが通り過ぎたときは「自分はこういった人生とは無縁なんだ…」と劣等感を感じていた。
しかし、今回、性の悩みから卒業できた段階で再び同じ状況に身を置いた。結果、チラッと観る気さえ起きず、チラッと観なかったことに後悔を感じることさえ起きず、また、子連れ円満カップルが通り過ぎて、まったりしたカップルの談笑とそれに混じり合うようにキッズの黄色い声が聞こえてきても嫉妬しなくなった。
性の悩みから振り回される日常から卒業できることで、性的感情に振り回されることも、嫉妬感情に振り回されることも無くすことができる。