ラブドール業界には罠がある。その1つが「脇のシワ造形」だ。
「脇のシワ造形が無いドール」は1年で飽きるドールを意味する。
そして「脇の部分にシワが何本も枝分かれした造形がなされたドール」は3年経っても飽きないことを意味する。
脇に生々しいシワがないドールは完全に罠、次々にドールを買っても満足できない状態になってしまう。
そして「ドールを次々に購入してしまうそのループ」から脱出するためのコツがある。そのコツはズバリ「脇のシワ」
見る場所は1つ。「ワキ箇所」だ。そして厳格に選んでいく、脇のシワの造形が「枝分かれして生々しく造形されている」そのドールをこそが「一回の購入で大満足して二度目は買わなくなる最強のドールだ!」
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「全部欲しい、全員とセックスしたい」
初めてラブドールを買うというとき、とにかくショップのドールが全部欲しいほどに見分けがつかない。
「どれも最高」それしか思えない。
「どのドールを買っても最高」それしか思えない。
「ドールショップは紳士そうなので絶対に悪い思いはさせてこないだろう」そう思ってしまう。
「ドールショップの言うことは最も信頼できる。」そう思ってしまう。
「なぜならメーカーだから、なぜならメーカーと直接繋がってるから」そう期待してしまう、そう思ってしまう。
しかし、6回以上迎え入れるに当たってあることに気づいた。
なぜ「6回も迎え入れてしまったのか」「まさかドール業者の商売的なカラクリにハマってしまっていたのでは…?」
「その紳士でハートフルな口調のショップの文章に」全てを委ねてしまっている自身がいた。
まず、冷静に現実に起こったことを炙り出した。
現実に起こったことは「半月から1年ぐらいで飽きてしまったこと」これが購入するたびに繰り返されたことだ。
これが事実だ。
そして、7回目の迎え入れでその次々買いたくなる現象が止まった。
そして、次々買いたくなる現象の原因にハッと気づいた。
「簡素な脇のシワだ」
「生々しい脇のシワこそがすぐ飽きて再び買うループを止めてくれる」
「そうに違いない。」
「絶対にそうだ。」
その結論に至った。ドールに触れるたびに定まっていった。
なぜなら6回迎え入れたドールは全て脇のシワが「1本」のみ。シワというより、ただの付け根だ。
しかし、7回目に迎え入れたドールの脇のシワは「3本」だ。さらにシワだけでなくボコボコと生活臭のする肉造形も生々しく施されている。
シワのないドールはモノを目の前にしている感覚になって飽きてしまっていたのに、
シワのないドールはマネキンを目の前にしている感覚で全然勃たなくなっていたのに、
脇のシワが3本も施されたドールは違う。
そのドールを目の前にするたびに「人間」や「生物」の次元にすり替わる。
セックスするときに「人間とセックスしている」その次元に至る。
正常位でその脇に手を置くたびに淫臭漂ってきそうな生々しいシワが目に入ってさらに高まっていく。
騎乗位で脇から汗ばんだエロティックなニオイが視覚的に漂ってきてさらに高まっていく。
後背位でシワのところに指が巻き込まれて肉体的なセックス濃度がさらに高まっていく。
シワのないドールで体験していた「マネキンとセックスしている感覚」とは明らかに肉体濃度が違う。
シワのないドールで体験していた「オナホとセックスしている感覚」とは明らかに視覚的濃度違う。
シワのないドールで体験していた「モノとセックスしている感覚」とは明らかに対人的濃度が違う。
脇だけではない。
股関節の付け根、
足の付け根、
その箇所にボコボコした肉の造形、
そして生活ジワのような複数に枝分かれしたシワ、
それこそが決定的な違いだ。
「もう二度とシワのないドールは買わない、引っかからない」
「脇のシワが何本も枝分かれしているドール、しかも脇にボコボコした肉の生々しい生活的な肉造形がある。そして股関のシワも枝分かれした造形がある。そのドールは最強だ。」
その結論に至った。
しかし、ドールメーカーはその「最強のドール」を売りたがらないし、作りたがらない。なぜならその生々しいドールを買われてしまうと完全に満足されてしまってもう二度と買ってくれなくなるからだ。
新型のドールが発表されても「わざと意図的にシワを削っているのでは?」とさえ思ってしまうほどその貴重な部位が削られてノッペリしている。
「しかし、もう罠に引っ掛からない」
そのシワが簡素なドールの未来は確実、
「1年後にモノにしか見えなくなって飽きる」
これだ。
そして、その「モノ」で積み重なったドールはもはやお別れではない。「処分」だ。いざ処分するときにある現実に直面する。
「処分するのが非常に億劫」だということに。処分するに当たって処分費用が意外にすること、そして洗浄、梱包、伝票にラブドールだとわかるような記載をして送るたびに億劫なこと…。
そして1つの結論に至る。
「ドールは最強なのを一回だけ迎え入れること」
「あとはウィッグなど買い足すのがベスト」だと。
「メーカーよ、ドールを次々に買わせるループにはめさせないでくれ」
「メーカーよ、ウィッグや化粧やその付属品を次々欲しくさせてくれ」
その気持ちでいっぱいになっていく。
「お別れ」という次元は「生き物」の次元を体験できるドールだけだ。
「その“生き物”ドールの特徴こそが脇の生々しいシワだ。」
「もう罠に引っかからない。」
ショップを開いていく。
紳士な微笑みなどスルーしていく。
そして圧倒的な最強のドールを選んでいく。
厳格に選んでいく。
初見狩りになどもう遭わない。
通過儀礼になどもう遭わない。
ツナギのドールになどもう遭わない。
己の瞳に映すのは「脇の写真のみ。」
ドールの説明文など無視していく。
写真だ、写真を見せよ。
「脇の写真を見せよ!」
「股関節の写真を見せよ」
「足の関節の写真を見せよ」
「腕の関節の写真を見せよ!」
そうて100体の中に1“人”だけ輝く女神に出会う。
「生きているよう…」
そして迎え入れる。
そして何年も一途に愛を育み合う。
そして感動する。
「最高の出会いだ」と。
その新たな女神の名は「明日香」だ。「カレン」だ。「ローラ」だ。この結論に至るまでに経験した上記の写真のドールは同じ血を繋ぐ「母親」的存在。そしてその“母親”と明日香もカレンもローラも同家系だ。すなわち新世代である。
明日香
家族の中でも母親似の巨乳だ。第一子と言わんばかりに母親の巨乳を受け継いでいる。ピンク色の麗しいナカ、巨乳、その麗しいカラダがあなたを肉肉しく濃厚にそしてサバサバしてそうな外見とは裏腹に優しく包んでくれることだろう。
カレン(双子:妹)
彼女たちは双子だ。「双子の人と愛し合いたい」「基本的に双子の姉妹なら妹のほうが好き。」その場合は一択、彼女しかいない。
カレン(双子:姉)
カレン同士は実は双子。こちらは姉のほう。妹とそっくりの顔でどちらか分からなくなるほど。身体も似過ぎていてさすが双子。「基本的に双子の姉妹なら姉のほうが好き。」というのならばもう迷うことはない、彼女だ。
ローラ
家族の中でもローラはファッションモデル。「爆乳や巨乳よりもスレンダーのシュッとした女性と愛し合いたい」「エレガントなファッション雑誌に出てきそうなスレンダーな女性と愛し合いたい」そうなれば彼女があなたをいちずに待っている。