「老後もAVコーナーののれんをくぐるのだろう…」→“エロ目的”ではくぐらなくなる

「自分は老後もここに行くのだろう。」そう思いながらのれんをくぐって退店していく。それを何度もループするように繰り返していた。しかし、そのループがピタッと止んだ瞬間がある。それが「オナホールとラブドールのみ」で「セックスに飽きた段階」にまで至り、今度は美術に興味が出てきた時である。

「ツタヤのアダルトコーナーに入りたい欲」が無くなった。※性の悩み卒業

以前はツタヤに行くなり、たとえ借りなくても「このビデオ屋にはどんなAVがあるのか…?」と確かめんばかりによくのれんをくぐっていた。しかし今回その境遇にならなかった。以前は通り過ぎるだけでドキドキしていた。しかし、性欲依存に振り回される日常が終わった後ではドキドキのドの字も無くなってしまった。