業者は大抵口を揃えて言う。「ヘッドが交換式になっていると取り替えることができて飽きない。取り替えられるので飽きてもヘッドを新たに買うことでボディを買わずに済んで部屋こ狭くなったりしない」と。しかし、実際はどうかというと「そもそも買う機会が来ない」これが毎度毎度決まって起こったのである。
「なぜガールフレンド第3章は人工的造形になっている?」→つなぎだから
ガールフレンド第3章が発売された時、驚いてしまった。ガールフレンド第1章にあった首筋造形が薄く省略されているのである。他にも鎖骨造形や肩甲骨造形など生物的な箇所が省略されている。そして実際に第3章にてセックスなり日常的に触れていると思ってしまう「ガールフレンド第4章が待ち遠しい」と。
「なぜ一般紙はオリエント工業をこぞって紹介する?」→マネキンだから
「一般紙でも掲載されるぐらいなのだからラブドールはオリエント工業が一番なのだろう」そう思っていた。しかし、実際に届いて触ったりセックスするとオリエントは全然ラブドールではなかった。ラブドールに相応しいのは4woodsやTPEドールだった。オリエントはマネキンだから掲載されている。
「なぜシリコンドール業者は軽量化にこだわる?」→鑑賞目的一択なため。
「さらに軽くなりました!」シリコーン素材のラブドール業者は軽量化したことをまるで大発見かのように言う。最初はその意味が分からなかった。軽くなるということは人間から遠ざかって”もっと人工的にしました!”と言っているようなもの、そう感じていた。しかし、セックスに飽きてから分かったのである。