「無い!無い!どこにも無い!」本体を中に浮かせながらゴロゴロ舐めるように探し回ってもどこにも「刻印がない」のだ。そして同時に感動した。電動オナホールのNLSピストンは何も刻印しないことでパクられるという犠牲を払ってまで家族バレ対策が優先されていたのだ。「勇者だ…」そう感動してしまった。
元メーカー「RENDS」の刻印もない
NLSピストンはRENDS社A10サイクロンSAの試作機である。しかしその「RENDS」という刻印がどこにも無い。本体の外見を舐めるように見てもどこにも刻印が無い。内部のホールポケット箇所にも見受けられなかった。
製品化メーカー「NLS」の刻印もない
RENDSのA10サイクロンSAの試作機を製品化したのがNLS。ならばNLSの刻印があるのかというとこれもどこにも無かった。本体にもキャップにも電源プラグにも無い。
元ブランド「VORZE」の刻印もない
A10ピストンSAはRENDSというメーカーの性家電ブランド「VORZE」の製品の1つになる。そのため「RENDSの刻印もNLSの刻印も無いならば”VORZE”はどうか」と、くまなく探した。本体を舐めるように探した。しかし、VORZEの刻印もどこにもなかった。どこにも刻印がなかった。
商品名「NLSピストン」の刻印もない
ならば商品名はどうか。元メーカー名も製品化メーカー名もブランド名も無いならば「商品名の刻印」はどうか、そうして再びNLSピストンを宙に掲げながら目玉でくまなく舐め上げるように探した。やはり商品名の刻印が外部にも内部にも無かった。
何も刻印が無い。記載もない。
刻印自体が無かった。どこにも刻印がない。中に彫るような刻印も無ければ、浮くように彫る刻印さえも無かった。商品名もブランド名もメーカー名も型番さえもなかった。「抜け目なく家族バレ対策がされていた」のだ。ググろうにもググるキーワードが本体に無い。プリントしたような記載もない。そのため、ググれない。家族バレしない。
家族バレを優先してくれたNLSは「勇者」だ
「商品に何も刻印しない。」これは犠牲だ。なぜなら刻印がなければ「パクられる」からだ。「これはうちの商品です(本当はNLSだけど。)」とパクられるからだ。模造品が出回ってしまう。OEMだと思われてしまう。勝手に再ブランドされてしまう。
その犠牲を払ってまで、利益を犠牲にしてまで、この家族バレを徹底的に防ぐことを優先してくれたNLSは本当に「勇者」だ。
しかし、模造品が出回っても問題ない。その模造品を見た時に「あ、これはNLSのあの〜、そう!“NLSピストン”のパクリだ!NLSのパクリだ!」と普通に気づいてしまう。
ちなみに、RENDS社はNLSから産まれたメーカーでもある。NLSが製品化したが、ある意味「純正品」とも言える。(※以前ガールフレンド第2章を購入したときにNLSブランドのはずがその梱包箱のシールを剥がしたらRENDSというロゴが出てきたこともある。梱包箱が再利用されただけかもしれないがやはり両メーカーの親密度はとても高い。)
そしてまさに「家族バレしない」のは「身内バレしない」のは、このパクられる元である本物、“何も刻印がない”NLSピストンなのだ。
「家族バレの不安がある!」という場合で、その身内バレを防ぎながらも「強力な電動オナホールが欲しい!」という場合はやはり何も刻印がない電動オナホである。
「本体に刻印されたワードをググられて家族バレしてしまう」といった事態は「本体に何も刻印がされていない電動オナホを買うこと」で防げる。この電動オナホは「家族がググる手段」さえ奪っている。本体に何も刻印も記載も無いためどこにも検索するワードがない。
それだけではない。「外見レベル」で隠さずに普通に飾れる電動オナホールである。「存在レベル」で家族バレや身内バレしないオナホールである。
「商品に何も刻印しないこと」これが家族バレしない方法でもある。しかし、商業上それがなかなかできない。そんなことをしても利益があまり上がらないからだ。ロゴ無しにするメリットが犠牲ほどに無い。
しかし、NLSはその犠牲を払っている。
NLSはやはり美しい。惚れてしまう。
そんな漢らしいメーカーが産み出す製品、中身も、外見も、やはり美しい…。