「ゴトンッ」
NLSピストンが工事現場のコーンの上から落下してしまった。「しまった!!」と言わんばかりに表情を歪めながらすぐさま持ち上げ、再びコーンの上に置いた。その時から「あぁ…壊れたかもしれない…」という悲壮でいっぱいだった。しかし、持ち帰って即座に動作確認を行ったところ「無事に動いた」のだ…。NLSピストンの耐久性は【高い】
※関連ページ:「コーンに置いたり何度も休憩…」NLSピストンの持ち帰りは腕がガンダムになるほど疲れる。
郵便局窓口から直接持ち帰っているときに、耐えきれずに道端にあった工事現場のコーンの上に置かさせてもらっていた。グラグラと揺れる。不安定。カラダを押し付けて支えながら休憩。ボーッと岐路を眺めていた。そのときだ。
「ゴトンッ」という音が夜道に響いた。接触した場所は硬い道路。支える意識が緩んでしまっていた。
ゴトンッという音がしたため、ちょうど緩衝材が薄い箇所が接触。緩衝材でグルグル巻きにされているわけではなかった。持ち帰るまでずっと不安が横切っていた。
いつもはこういったことが起こっても平気だった。なぜならいつもは「本機」。しかし、今回は「試作機」。
A10ピストンSAの“試作機”であり、耐久性が不安だった。
「落下は自分の不注意、交換はきかないだろう…買い直し…」そう萎えながら帰路についた。
帰宅して急いで開封。
紙の緩衝材がサイドに敷き詰められていて、本体は軽いプチプチに包まれていた。
「やはり…緩衝材の薄い箇所が道路にぶつかったようだ…」そう恐れが増していてく。
急いで充電プラグをつないだ。
悲壮が押し寄せてくる。しかし、ふと本体の天頂部を見ると「電源ボタン」が。
早速、NLSピストンの亀頭のような先っぽにある電源ボタンを「オン」。パチッと軽快な音が部屋に響く。
「動かない…!」
「やはり、壊れたのだろうか…」
壊れたことを再確認してしまいそうだった矢先、「ダイヤルのような部分」が目に入った。
「動かない…終わった。。」
すると動き出したではないか!
「動いた!動いた!!故障していなかった!動いたぞぉぉぉ!!!」
「あんな大きな鈍音が夜道に響いたのに!故障していなかったではないか!!!さすがVORZEだ!!」
やはり、日本発かつ世界初の性家電ブランド“VORZE”のメーカーである“RENDS”が造り出す製品は試作機であっても耐久性が高かった。性家電A10サイクロンSAも今だに現役で動く。
大昔はすぐ壊れた。しかし今は壊れなくなった
実は大昔にRENDSから“A10ピストン”というのが発売された。それを使っているときに、電源プラグをイゴイゴしているとあっという間に壊れてしまった経験がある。
そのため、A10シリーズの製品が最初から耐久性が高かったわけではない。最初は脆かった。
しかし、“A10サイクロンSA”が発売された4年前ぐらいからやたら耐久性が高くなっている。堅固になっている。
それから4年後である今日、さらに耐久性面が洗練されているのを感じる。公表はされていない。しかし、実感的に、体感的に、経験的に、その耐久性が向上している成長具合を感じる。
大昔からたどって現在まで感じる。たとえ試作機だと言えども耐久性が高い次元に今では至っている。それを今回、改めて実感した。
この製品は「ジョークグッズ」である。耐久性などというものは保証されない。「ジョークグッズに耐久性を求めること自体がお門違い」そういった声も飛び交う。しかし、だからといってモロくない。そこに魅力がある。
A10ピストンSAの試作機であるNLSピストン、その耐久性は「試作機と言えども」普通に高かった。