ラブドールはハンガーで収納保管することで楽になる ※さらばメタルラック

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金属骨格型のリアルラブドールを収納する際に最初はメタルラックで収納していた。しかし、工場の風景写真を見ているとラブドールが吊るされていたため「メタルラックではなく吊るすのがよりボディを劣化させないのではないか」と思い始めた。しかし、その工場にあるようなハンガーが売られていない。そして楽天市場で耐荷重がとんでもないハンガー『CW3001-T5』を手に入れ、それに掛けて収納保管するのを開始した。ハンガーで収納を続けて数年が経ち「もうメタルラックでの収納は考えられない」と感じるようになってしまった。搬入搬出が何倍も楽になり、ボディ劣化も無くなり、保管場所もスッキリになった。金属骨格のラブドールを収納する際はハンガーが適する。

ハンガーで吊るすことでヒップが変形しなくなる

メタルラックではなくハンガーで吊るして保管するメリットは何よりもやはりヒップが自重変形しない点である。このメリットが大きい。

メタルラックはヒップが変形する

メタルラックで収納するとヒップが自重変形してしまう。メタルラックに収納しているとヒップが若干ペッタンコに自重変形してしまう。真横から見たときに「買った当初よりもなんだか微妙に平べったいボディ」を目の前にすることになる。当然、背面にクッションを敷くのだが…しかし。

クッションだらけにしても変形する

クッションだらけにしても変形してしまった。さらに高反発マットレスを敷いてもお尻が自重変形してしまった。メタルラック収納保管時にヒップが変形しないように棚に高反発マットレスも敷いて保管した。結果やはり微妙に自重変形してしまったため、ハンガーで吊るすのがベストだということに行き着いた。

シリコーンドールはあまり変形しない

シリコーン素材のドールは意外に硬い場所に数週間放置しても変形しなかった。一方、やはりTPE素材のドールは変形してしまった。TPEドールを収納保管する際にはメタルラックではなくハンガーで吊るして収納保管するのが特にヒップ箇所を劣化させずに済む。

変形の不安が無くなる

ハンガーでヒップ箇所の変形の不安からやっと開放される。ハンガーに吊るすまでとにかく落ち着かなかった。それが無くなった。

吊るすまで一時的にベッドや高反発マットレスの上に置いている期間が増せば増すほどヒップ箇所が変形してしまう。そしてやっと準備が整ってハンガーのかけた時、やっと重荷から解放された感覚になった。「もうヒップが変形する心配要素が無い、ゼロになった」そう安堵した。

ハンガーは緩衝材が要らない

ラックは棚ごとにクッションを敷いてラブドールのボディ背面変形を防ぐ必要がある。一方、ハンガーはそれらが一切不要で変形を回避できる。

ラックはクッションが必要

ラックは場所も取る上に費用もかさんでどんどんゲンナリしていった。特に、棚箇所ごとにクッションが必要になった。そして最終的に至ったのは古い高反発マットレスを包丁で縦長にカットして棚に敷くというスタイルだ。これで布団や毛布を敷く煩雑さから開放された。

しかし、綺麗に収納できたとしても物理的にモノが増えていってしまう。煩雑になっていく。部屋が倉庫になっていく。ラック+クッションと物がどんどん増えていく。それに萎えていった。

ハンガー収納はクッション不要

ハンガーは毛布も緩衝材もクッションも高反発マットレスも要らなくなった。とにかく必要なのはハンガーとホックだけで済む。しかもそれらは金属でスッキリしている。「ザ・ミニマリスト」と言わんばかりの収納になってくれたのがハンガーだった。メタルラックのときは「部屋にモノがいっぱいある生活」になってしまって萎えてしまった。特に引っ越しのときに引越し料金が嵩んで非常に困った。

メタルラックは背面にカビが生える

メタルラックで年単位で長期収納保管した結果、背面に布のシワができ、そしてカビが生え込んで目も当てられない状態になってしまった。そしてハンガーにしておけば良かったとひどく後悔してしまった。

背面に布のシワだらけ

1年間以上メタルラックで保管したドールがある。そのドールを1年ぶりに取り出したところ、なんと背中が布のシワでガッツリと変形してしまっていた。もはや永久変形の段階にまで行ってしまっていた。もう自然には直らない状態になってしまっていた。数ヶ月で変形してしまっても案外、自然に直っていく。しかし、1年以上だと本当に永久に変形してしまった。

背面にカビだらけ

カビが生え込むようにどす黒くなってしまっていた。洗浄後にタオルで拭き取って収納したのにも関わらずカビが生え込んで目も当てられないほど劣化してしまった。

「ハンガーにしとけばよかった…」

「ハンガーで収納していたらこんなことにならなかった…失敗した…」ヒップにカビが生えたとき、シワだらけになったとき、そう脳裏を横切った。そうしてハンガーに吊るせるタイプならばハンガー一択になった。そしてラックに収納するのではなく、フットオプション型にして立ち姿勢でそのまま保管するスタイルにシフトした。

ハンガーで吊るすことで挿入箇所がより乾いてくれる

ハンガー時は吊るしているだけでホール内部の水を少し脱水できる。ラック時は内部に滞留したままになってしまう。

内部の水分が滴り落ちてくれる

ハンガーで吊るすことで挿入箇所から水分がポタポタ落ちてくれるため、より乾きやすくなった。

ホール箇所が少しポッカリ開く程度にレッグを開いて保管する。あまり広げ過ぎると股関節箇所のボディが裂けてしまう。あまり広げ過ぎないように開いても、それでも滞留せずに滴り落ちてくれる。

水分が滞留してしまう

メタルラックのときは横に置くためまた開ける広さも限られていて大抵は挿入口が閉じてしまう開閉具合なため、挿入内部がハンガー時ほど乾いてくれなかった。ホール内部に滞留してしまう。数週間放置して指を突っ込むとまだビチャビチャだったことがよくあった。

ただ、結局ハンガーにかけても内蔵型のホール内部がカラッと乾いたことはない。しかし、メタルラック収納時に比べてより乾いてくれた。脱着型はハンガーでさらにカラッと乾いてくれた。

ハンガーで吊るすことで搬入搬出が楽になる

ハンガーにすることで収納がとても楽になった。

「掛けて真っ直ぐ」で終わる

ハンガーならば、洗浄後に風呂場でそのままネックにホックを付けてお姫様抱っこをしながら抱えて部屋に戻り、どこにもいったん置かずにそのままハンガーのフックに掛ける。そして掛けたまま体勢をまっすぐにする。それだけで完了してしまうのだ。

収納するまでの手間数が多い

メタルラックは一旦真っ直ぐにして収納する手間にゲンナリする。メタルラック収納時は、洗浄後に「いったんベッド等に運搬」して「両レッグをまっすぐ」にして再び「お姫様抱っこ」で重量挙げしながら「メタルラックの棚に入れる」といった労働感満載の収納だった。それに毎回疲れてしまった。ハンガー収納でそれが無くなった。

もう戻れなくなる

ハンガーの楽さを体験してもうメタルラックには戻れなくなくなってしまった。何度も違いを体験してやはりハンガーがより楽であり毎日続けられるほど楽だった。毎日セックスするとしても続けられる収納保管方法だった。

ハンガーで統一したくなる

全てのドールをハンガーで収納したくなるほど快適に感じる。4woodsやオリエントは吊るせないので仕方なくメタルラックに収納しているだけ、もし吊るせる仕様なら今すぐハンガー収納に切り替えたくなる。もし吊るせるならメタルラックなんて買わなかった。そう感じてしまうほどハンガー収納で楽になった。

準備済みの自炊感で萎えない

メタルラック時は「食器を洗ってから自炊開始する」といった手間感がある。「何か食べたいけれど、あぁ…まだフライパンも炊飯器も洗っていなかった…自炊するにはそれらをまず洗わないといけない…」といったゲンナリ感がある。ハンガー時は「すでに洗った食器ですぐに自炊を開始できる」といった感覚に似ている。手間感の違いが明らかにある。

ハンガーで吊るしても首骨格は破損しない

ハンガーに掛ける事で特に不安だったことがある。それが「吊るすとネック周りの骨格がボディの自重で破壊されるのではないか?」といった不安である。そして実際に何年もハンガー収納を経験した結果、ネック箇所の破損が一体も起きなかったのだ。そのため、ハンガーに掛けても破損しない。

ラックは仕方ないときのみに使用する

メタルラック等で保管するのは4woodsやオリエントなどハンガーで吊るせない特殊な場合に必要だった。

4woodsはハンガーで破損する

4woodsは特にネック周りの関節がとても弱い。他の業者から流用してパクってきたような金型の骨格ではない。唯一無二で特殊な骨格になっている。4woodsは吊るすとネックが破損し首ダラン状態になって取り返しのつかないことになる。吊るして破損したわけではないものの、収納時に力尽きてドカンッと置いてしまったときにネック周りの関節が破損してしまった。そして写真にあるようにガクンなってしまい、頭を起こした状態でポージングできなくなってしまった。

オリエントはハンガーに吊るせない

またオリエントはネックのジョイント箇所がボルトタイプではないため、ハンガーに掛けることができない。オリエント工業のラブドールは立ち姿が他のドールに比べてかなりガッチリ立たせられるため、立たせて保管することが想定されていた。しかし、カカトが裂けてしまった。それならカカトを絶対に裂けないようにして欲しかった。オリエントは自立させるかラックかの二択となった。

ハンガーで収納したくなる

基本的にラブドールはハンガーで吊るして収納保管したくなる。それができないならばしぶしぶメタルラックで収納する。メタルラックにすると棚ごとにクッションが必要になってかさばる。ハンガーにしてからこれらの緩衝材が一切要らなくなった。そのため、部屋がスッキリした。ラックはできるだけ増やしたくない派になり、ハンガー一択派になってしまった。

崩壊しない

ハンガーに掛け始めて当初不安になっていたことがあった。

未経験時は倒壊する不安があった

ハンガーは常に倒壊と隣り合わせだと思ってしまっていた。「就寝中に突然崩壊したりしないだろうか」といったことや「外出中にハンガーが倒壊したりしないだろうか」「倒壊してボディが食い込んだ状態で帰宅した頃にはもうガッツリと裂けてしまっていた」なんてことにならないだろうかといった不安も横切った。

「倒壊して周囲のモノに接触してハンガーだけじゃなくていろんなものを巻き込むように部屋中が倒壊だらけにならないだろうか」といった大倒壊の不安もあった。そして「その倒壊によって何か水気のものがタコ足配線に掛かって寝起きたら目の前が炎だった」といった未来を想像してしまって不安があった。その不安が絶えなかった。そして最初はメタルラックで収納した。結果、無駄だった。最初からハンガーにすれば良かったと感じた。

実際は倒壊しなかった

実際にハンガーに収納してから倒壊することは起きなかった。上記の不安がいかに幻想だったことを思い知らされた。

メタルラックは外出中に倒壊する心配が全くない。そのためハンガーよりも安心感があった。地震が起こっても倒壊する可能性さえ感じられない。しかし、実際はメタルラックもハンガーどちらも倒壊せずどちらも安心だった。地震時もどちらも倒壊しなかった。

もたれると崩壊する

崩壊しない。しかし、上からもたれたりガンッと掛けたり、重さにまかせてハンガーに掛けたりすると壊れることがあった。

倒壊なし&楽であるハンガー一択になる

そして収納がより楽で、ボディをより劣化させなかったのがハンガー収納だった。実際は倒壊しなくてより収納が楽なハンガー、そうしてハンガー一択になってしまった。

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