ヒップ箇所にクッションは必須
「硬い壁にもたれさせるとヒップ箇所が変形してしまう!」
つい手を離し、そのまま壁にもたれさせてしまった。「このまま硬い壁にもたれさせるとヒップ箇所が変形してしまう!」そう警告が脳内に走った。
ラブドール初心者段階の頃によくこれをして、ヒップ箇所をペッタンコにしてしまった過去、その過去が横切っていく。
「もう何度も失敗するものか!」そう部屋で発狂し、クッションをあてがった。これだこれである。ラブドールのヒップにはクッションが必要なのだ…
「クッションをお尻に…」
「大丈夫だ。もう失敗しない、もう失敗しないぞ。」そう自身に言い聞かせるようにラブドールのヒップ箇所にクッションを忍ばせた。「すまない、オリエントよ、ペッタンコにしてしまうところだった。許してほしい。」そう心の中を走っていく。
「ラブドールのヒップはペッタンコになるのがデフォルト…」
オナホール業界のトルソーラブドールはヒップ箇所がよくペッタンコになった。リアルドール業界のリアルラブドールも同様にペッタンコになった。その結論が蘇っていく。
「ラブドールの背面箇所で一番保護すべき箇所はヒップ箇所だ!」という結論が再び蘇っていく。その同じ結論に何度も至ったのに、今回また、再びシラフで同じ誤ちをおかしそうになってしまった。
「何度もペッタンコにしてしまいそうになる…」
ラブドールは相変わらず吸い込むようにこの誤ちをおかさせようとしてくる。しかし、もうその誤ちはおかさない。なぜならクッションがあるのだから。それも高反発マットレスを裁断したもの、それほど大掛かりな決断が伴ったカット。
使わなくなった高反発マットレスを包丁で急いでカットするほど重要な箇所、それがヒップ箇所だった。高反発マットレスを裁断する行為、すなわち、もうラブドールとは高反発マットレスの上でセックスしないと決めた瞬間。
「もう高反発マットレスは使わない。これからはイスの時代だ。椅子セックスだ。」それほどのケツ意を込めた裁断クッション。
「もう横に置いて保管するのは辞めたのだ。ヒップ箇所が変形してしまう。だから、クッションよ、今度は立ち姿で活躍してもらう。ただし、大きすぎる。すまないがカットさせてくれないか。」そう決意してカットした機会。
せっかくヒップ箇所を変形させないように立ち保管型に切り替えて、せっかくカットまでしたのに、再び同じ誤ちはおかしそうになってしまった。危うくクッションの存在を忘れてしまうところであった。「ヒップ箇所にクッションは必須」である。
ヒップ箇所にクッションを挟むことで変形を防げる
ラブドールを絵画のマネキンやイラスト描きのマネキンとして「立ち姿」でモデル使用する際に「ヒップ箇所」に「クッションを挟む」ことで「ヒップ箇所が“ペッタンコ”に自重変形してしまうことなく」より劣化しない元の綺麗なヒップ形状の状態で保つことができる。
さらばラブドールの初見狩りよ!
ラブドールのヒップは
「クッション」が変形から救う!
立ち姿であっても!