ラップを巻くと色移りと劣化を防げる
サンタコスをラブドール『ぷにあなミラクルDX』に着せ続けた結果、なんと赤色が色移りしてしまった。その経験を機に「サンタコスはラブドールに長時間着せ続けられない」という結論に至った。
『サンタコス姿』を描く場合はリアルドールモデルが最適であるが…
美術目的や絵画モデル目的で「サンタコスを長時間着せながら描きたい。リアルモデルだと長時間は負担すぎる。ならばマネキンだろう…」とお思いの場合は「まさにその通り!」である。そしてマネキンはマネキンでも「まさに!」まさにそう…「リアルドール」が最適。しかし…
ラブドールはシリコーンであっても色移りしてしまう
サンタコスを着せると着実に色移りし始めてしまう。シリコーン素材のリアルラブドールであっても色移りしてしまう。ただ、その際に単純に「白いインナーを装着させる」と色移りを防げる。と思っていた。しかし、実際にそれを繰り返すと落とし穴があった。なんと、ニップル箇所の塗装がハゲ出してしまったのだ。さらに…
おっぱい箇所に永久に線キズが付いてしまう
ドレスを着脱している際に「引っ張り×摩擦」で「下おっぱい箇所に線」が摩擦で生じてしまった。もしラップをしていたらこんな劣化も起こらないはずであった。そしてこの類のキズはTPEドールならば自然に消えていくのであるが、シリコーンドールはやはり硬いせいか自然修復していくことはなかった。ずっとキズが目立つように残ってしまった。
肌着を着せるとニップル箇所の塗装が剥げてしまう
「ニップル箇所をペロペロしたから剥げたのでは?」ふと頭をそうよぎった。しかし、今までペロペロしたのは数回だけであった。その数回ペロペロ後に確認したときも剥げていなかった。なんと、はげた理由は「衣服の着脱時の擦れ」であった。
ことあるごとにインナーを着せすぎたためであった。無印のサラサラのタイプでも剥げてしまった。特にオリエントなどのシリコーンドールは「着せるたびにニップル箇所の塗装が剥げる」といったことが起こってしまった。そこで…
「ラップを着せる」と塗装剥げの色移りも防げる
ラップである。ラップを巻くと摩擦を防ぐことができてしまった。そして色移りも防ぐこともできてしまった。ニップルシールを貼ればいいと思ってしまうものの、それがなかなか面倒であった。やはりラップを巻くのが楽であった。手軽であった。
ラップをフワッと巻くと劣化を防げる
フワッと優しく巻くのが劣化を防ぐコツであった。キツキツに巻くとニップル箇所が潰れて変形してしまう。そのため、ふわっふわっと「置くように、かぶせるように巻く」とうまくいった。後ろにグルっと巻き返したときに思わずキュッと強く巻いてしまうことが多々起こった。そして何度も緩めては再びふわっと巻き直すといったことを何度もした。フワッと巻くのを意識しているとうまくいく。
キツく巻き気味になりがちなヒップ側も注意してフワッと巻くと劣化を防げる
ヒップ箇所も変形劣化しやすかった。変形したままラップを巻くとその潰れた状態で形状変形が持続してしまう。そのため、ヒップ箇所をグルっとラップで貼るときもふわっと貼るようにすることでヒップの永久変形を防げる。フワッと巻くことで収納スペースから取り出した際にヒップが変形していても形状記憶で戻ってくれる。
あまり広範囲巻きすぎるとサンタコスからはみ出てしまうので、サンタコスの範囲だけ貼っていくと「中にラップなど着ていない!」といったキレイな見た目にできる。
オリエントは「乳首箇所の塗装剥げ」にご注意
オリエントドールの服着せで最も後悔したことは「ニップル箇所の剥がれ」であった。「数回しか舐めていないのに…」「まさか!?衣服の擦れ!?」剥がれた後にそう気づく。それが後悔であった。「あのとき“ラブドールの乳首箇所は衣装の服着せの摩擦で剥げてしまう”といった取り扱い方を知っていれば…」そう後悔した。
ラップによって「非常に慎重に着せる」ことが不要になる
ラップ無しで服を着せる際は「ニップル箇所が擦れないように擦れないように…」とニップル箇所だけ浮かせながら着せたりしていた。その負担が「ラップ」によって無くなった。
ラップによって美術にもゴリゴリに役立ってくれる
ラップを巻くことでサクッと摩擦を伴うピタピタの服でも着せられるようになった。そして、美術の絵画用マネキンとしても役立ってもらい、衣服美術を嗜む衣服マネキンとしても役立ってくれる。「劣化なく」役立ってくれる。「クリスマスのサンタコスチューム」という色移りかつキズが付きやすい衣類でも防御してくれる。「ラップ」によって。
さらば「舐めていないのに」剥げる劣化よ!
ラップでニップル剥げ対策!
着脱時の衣劣化も防げる!