数千円のウィッグとやけに高いウィッグが存在する。普通にただのボッタクリだと思っていた。しかし、実際にラブドールに使用して比べると明らかに違いがあった。それが「抜け毛が出るか出ないか」である。
そしてこれがラブドールのセックス時の快適さ、そして洗浄時の快適さに大きく影響を及ぼした。
「数千円の格安ウィッグ」は手ぐしだけでも毛が抜けてラブドールが劣化する
クシでとくだけて抜け毛がゴッソリ出る
数千円のウィッグにおいて共通的に起こったことは「やたら抜け毛が出る」という事態である。
クシを通すたびにモッサリと抜けてしまう。そして手ぐしでとけば本数は少ないものの毎回と言っていいほど抜け毛が出る。
「いずれ出なくなるだろう」とそのままクシでといていると延々と抜けてくる。そして気づいた頃にはボリュームが明らかに減っている。その流れに共通してなった。
セックス中に抜け毛が阻害してくる
そして何よりも、騎乗位中に抜け毛が口に入ってきたり、はたまた体位変更でちょうど抜け毛がボディにひっついていて「ピーンッ」と張ってそれがカッターのようになってしまって「ラブドールのボディが裂け初めてしまう」といったことが多々起こった。
まるで「糸ノコギリ」「糸カッター」のように、その一本一本の長い抜け毛はボディをカットしてしまう劣化因子となった。「豆腐を糸みたいなものでカットする」といった具合に、あのような感じでカッターに豹変してしまう。
洗浄時に抜け毛が阻害してくる
そして洗浄時にさらに億劫なことが起こる。洗浄している時に抜け毛がなかなか引っ付いたまま絡まったままなかなか取れないのである。
かといって強引にスポンジゴシゴシとともに一緒に擦り取ろうとするとその抜け毛がちょうどボディとアームの付け根にピーンッとなってその付け根箇所が裂け始める要因になったこともあった。
これらを何度も経験した結果もはや「抜け毛=ラブドールが劣化する」という感覚となっていった。
しかし、抜け毛に配慮しながらセックスしたり洗浄もできる。しかし、高めのウィッグにあった快適さを忘れられない。ジレンマにさいなまれる。
まるで「安いパソコンを買ったら全然使えなくて、あのときもう少し頑張って高めのパソコンを買っておけばよかった」といったあの感じが起こる。
安いウィッグは「美術目的」であり、触ったりしない目的が向いている。
クシでといても毛があまり抜けずラブドールを劣化させない
クシでといても抜け毛が出にくい
高めのウィッグはクシといても意外に抜け毛が出なくて驚く。もし「抜け毛が出るのに“高いウィッグ”」だったらそれは本当のボッタクリである。
時に抜け毛が出る時がある。しかし、毎回は抜け毛が起きない。時々起こるだけで済む。
クシを通せばゴッソリと抜け毛が毎回毎回毎回毎回毎回出る格安ウィッグを経験した後にこれを経験するとやはり、その値段の差を思い知らされる。
セックスも洗浄も快適になってくれる
そして抜け毛が出ないのでセックス中の快適さも向上する。
洗浄時に全然抜け毛が引っ付いていたりボディに絡まったりしていないので快適に洗浄できる。
そして肝心のラブドールのボディが劣化しない。「ピーンッ」と「カッター状態」になる抜け毛事態に遭遇しなくなる。
セックスが快適なのは高いほうのウィッグ
「抜け毛なんてセックスに影響しない!」→ガッツリと影響してしまった
セックス目的でウィッグを選ぶ際に、より快適なのは「高めのウィッグを選ぶ」とより快適にセックスできる。
「抜け毛なんてセックスに影響しない。洗浄にも影響しない」そう思っていた。しかし、予想外すぎるほどこの抜け毛がセックス時そして洗浄にひどく阻害してきたのである。
それはまるで「セックス中にブレーカーが落ちる」といった非快適さ、そしてその後の洗浄時に「給湯器が壊れてお湯が出なくなってしかたなく冷水で洗浄する」といった非快適さ、それに相応しかった。
「別のそのままセックスできるのだけれど…」「別にそのまま洗浄できるのだけれど…」そのなんとも言えない「できればブレーカーは落ちないでほしい」「できれば給湯器が壊れないでほしい」そんな感覚がある。
格安ウィッグを経験すると「できれば抜け毛が出ないで欲しい」といった感覚になっていく
「できれば抜け毛が出ないでほしい」そう、ウィッグに対して感じるようになっていった。
そして「高品質なウィッグです(1980円)」は見事に抜け毛がすごかった。やはり値段である。ウィッグの商品説明はほぼ参考にならなかった。
失敗しないウィッグは「抜け毛が出るかでないか」であり「値段が数千円ではないかどうか」となる。それによって本当に高品質なウィッグかどうかがわかる。
NLSでも最近、“高め”のウィッグが販売開始された。仕入れから卸業者や中間業者をまたいでまたいで値上がった中身格安ウィッグの「自称高品質ウィッグ」ではない。NLSでも数千円のウィッグを販売している。それらは抜け毛がすごい。
「数千円ではないこと」が本当に高品質なウィッグである要素
高品質と書かれたウィッグではなく、値段が高いほうのウィッグを選ぶと実際に高品質なウィッグを手にできる。
そしてもちろん、そのウィッグの商品説明欄にも大抵「高品質」と書かれていたりする。それは「本当に高品質」となる。
ただ、ウィッグに対してあまり商品説明は意味がなかった。商品説明欄でウィッグが本当に高品質かどうかはわからなかった。ウィッグにおいて商品説明で高品質かどうかはまったく定まらなかった。
値段で決まる。「セックスでより快適なウィッグが欲しい」「洗浄時により快適なウィッグが欲しい」それらの目的において数千円のウィッグではなく「高めのウィッグを選ぶ」
そのウィッグを選ぶことで失敗したと感じず「買って後悔したと感じないウィッグ」を手にできる。おすすめである。
「ウィッグの値段の違いは?ぼったくり?」
ぼったくりでは無かった!
“抜け毛”耐久性が高い!
→関連ページ:ヘッドに色移りしないウィッグを選ぶ| 初めてのラブドールマニュアル