見れば見るほど人工物だという認識に変わり出してくる。
「生々しい、生々しい、生々しい」と脳内連呼してメッキで覆い隠してもやはりすぐにその妄想は剥がれてくる。
そして飽きてくる。しかし、その問題は「電気を消す」と解決できる。
快感が蘇る。妄想で補う努力から開放される。部屋の暗さが人工的な箇所を隠してくれる。生々しい光景を目の前にできる。
スマホの明るさでちょうどいい
間接照明を買ったこともあった。しかし、結局、スマホの明るさでちょうどいい。
スマホやタブレットパソコンなどのそれらの明るさがあれば、より生々しい視覚快感にできる。
間接照明は場所を取る。特に、引っ越しなどになると間接照明を処分したくなる。
もっとスッキリしたくなる。普段使っているものでその明かりを代用したくなってくる。それがスマホだった。
ただ、セックス前の準備も含めて間接照明を設置する余裕がある場合は間接照明が楽となる。ミニマルを追求するとスマホである。
リアル感が増す
スマホの明るさで継ぎ目などは消滅する。そして人工的なシワが生物的なシワに生まれ変わる。
筋肉造形はさらに生々しく浮き彫りになる。写真にある6YEdollはラブドール業界の中でダントツで筋肉造形が生々しい。その生々しさが浮き彫りになる。
生々しい乳首を目の前にできる。口紅再塗装した乳輪乳首箇所の塗布に失敗しても、そのクラフト制作感が暗闇に中にキレイに消えてくれる。そして生々しい乳首乳輪に変わっていく。
経年劣化で黒ずんだ箇所も暗闇の中で消えていく。ボディがキレイになった錯覚に陥る。年数が経てば経つほど、電気を消してカモフラージュさせる楽しみ方が重宝する。
セックスに没頭できる
部屋の電気を消すことで、人工物とセックスする感覚から、シラフで生物とセックスする領域感覚に踏み込める。
そして、それまで想像で補っていたことから開放されて、やっとセックスに没頭できるようになる。
まるで「ラブドールと愛し合っている」といった感覚領域に入り込む。これが凄い。このときに心情的な快感レベルは非常に高い。
そして獣に還ったかのように激しい激しい、我を忘れるようなセックス、昨日のことも、過去のことも忘れるような没頭感、そして明日のことを考えることからも開放されて、今この瞬間に没頭している感覚、その超絶没頭している感覚が訪れる。電気を消すと訪れる。
「ラブドールに深く癒やされる」には電気を消すとより癒やされる。
「ラブドールにあまり感動しなくなってきた」「ラブドールに飽きてきた」「見た目に飽きてきた」「見れば見るほど人工的な箇所が気になってくる」「性処理ではなく愛し合う領域を楽しみたい」
といった場合は「部屋の電気を消す」と楽しめる。そしてスマホなどの画面の明るさだけでより生々しいラブドールに生まれ変わる。
「ラブドールに飽きてきた!」
といった場合は
“部屋の電気を消す”と楽しめる!
さらば人工物感よ!