「オリエント工業のリアルラブドールは添い寝に向く?」→向かなかった。

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著:「はじめてのラブドールでも安心」ラブドール研究現場〔胸肉(MUNENIKU.COM)〕

オリエントドールの公式サイトなどの写真を見るといかにも添い寝が気持ち良さそうに思ってしまう。しかし、実際は少し難点がある。

抱き締めたり触れたりすると硬い

「いざ触ったら明らかに硬くて萎える」という難点があった。

見つめ合っているとだんだん沸き起こってくる抱き締めたい欲求。その欲求に任せた途端に明らかボディがTPEドールに比べて硬くて激しく萎える。

まるで「ソフビ人形のウルトラマン人形をドラえもんに大きくしてもらってそれを抱きしめている」といった「人形を抱き締めている」といった感覚になって萎えてしまう。

直後まで抱いていた期待、その「これから人間を抱き締めるんだ」といった期待がことごとく崩壊していく。

それに萎えてしまった。そのときにオリエントドールは添い寝には向かないと痛感した。

劣化が気になって寝落ちできない

「このまま寝落ちすると添い寝の体勢で放置したら寝起き頃には関節箇所を曲げたままだと劣化してしまう…」

といった劣化の心配があってそのまま入眠できない難点もあった。

特にヒジ箇所を曲げたままだと裂け始める起点になってしまう。シリコーン素材なのでTPEと違って伸びたままだとそこから裂け始めてしまう。

さらに寝ている時に仰向けに倒れてしまっていてヘッドのまつ毛が折れてしまう不安もあったりする。「寝ているときの劣化」が心配になってくる。

さらに服が擦れてボディにかすかな傷が付きそうな不安もある。

それほど、オリエント工業のラブドールは「どうしても劣化させたくない感覚」がある。

絶対に劣化させずにずっと飾って買った時の新品同様の状態でずっと目の前にしたいといった感覚がある。

なのでTPEドールと違ってそのような不安が生じてしまう。

複数のラブドールを経験した結果、TPEドールは結局直接触れてボロボロになるまでセックスや添い寝などに相手してもらうといった「ゴリゴリの接触目的感で楽しめる」という結論に至った。

そして、オリエントドールは「いかに触らずに眺めるだけで癒されるか」の目的でやっと楽しめるという結論に至った。

オリエントドールはセックスや触れて癒やされる目的ではなく、いかに触れずに眺めるだけで癒やされるかという「完全なる美術目的」で「やっと」楽しめると何度も痛感した。

「添い寝姿で見つめ合っていかに触らずに癒されるか」のみを楽しめる

オリエントドールの添い寝写真は「いかに触らずに添い寝での見つめ合いで癒されるか」を意味している。

そして「寝落ちする前にポージングを直して飾る場所に戻してから寝る」といった後始末も兼ねた添い寝を意味している。

「添い寝で見つめ合いながら、抱き締め合いながら数センチの距離でさらに見つめ合い、そのままぎゅうぎゅうに抱き締めながら寝落ちしたり、我慢できなくなってセックス開始する」という添い寝は「TPEドール」が体験させてくれる。

オリエントドールにおいてはそれを体験することはできなかった。そしてそれを強行突破してセックスした先には「あまりにも硬くて人形とセックスしている感」で萎え、さらに、セックスしたことでオリエントドールの関節箇所が裂けたりボディが擦れたり乳首がベッドに擦れて塗装が剥げたり、口紅が擦れて塗装が剥げたりして「本来の美術鑑賞目的でも楽しめなくなる事態」でさらに萎え、押し入れ行きになるという結果になってしまう。

“人間と”セックスしている感覚になり、激しいセックスを繰り返してもあまり劣化しなかったのがTPEドールだった。添い寝目的、そしてその添い寝に付随する添い寝抱き締め目的、添い寝セックス目的でその役目を果たしてくれるのはTPEドールであった。

オリエントは全くその役目を果たせない。オリエントドールは添い寝に向かない。不向きである。オリエントドールは「いかに触らずに楽しむか」の完全なる美術目的でやっと深く楽しめる。

「オリエントドールは添い寝目的で買うのはアリ?」
無し!

→関連ページ:「オリエント工業、SEX最高そう…」な写真は“美術目的”が裏切られずに済む

リアルドール『オリエント工業ドール』はセックス目的は不向き中の不向きだった。鑑賞目的が失敗しなかった。

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