リアルドールを風呂場に放置するとカビが生え、その裂けた箇所からサビ汁が出てしまう。
連続で悲劇が起こった。風呂場に保管した結果「カビ」が生え、そして「サビ汁が出る」というダブルでリアルドールの劣化が起こってしまった。
カビも生える。風呂場に放置するとフット箇所の天頂部から先部にかけてカビも生えて込んでしまった。
カビが生え込んでさらにサビ汁が出る。カビは表面ではなく内部に生え込んでしまった。そして同時に底部箇所からサビ汁も出てくるようになってしまった。
風呂場に放置する前はカビ1つない状態であった。サビ汁も一切出なかった。しかし、もう戻らなくなってしまった。「カビが生えてしまってもスポンジでゴシゴシすれば取れるだろう」「もし万が一スポンジで取れなくてもカビキラーでカビは取れるだろう」といった保険は尽く潰されていった。
カビキラーでも無理であった。風呂場に放置した結果、ネイル箇所が取れるほどいくら強くゴシゴシしても除去することはできなかった。カビキラーをかけて放置してもカビとサビ汁で汚れた箇所を除去できなかった。汚れた状態から戻ることはなかった。
リアルドールからサビ汁が出たキッカケは風呂場で洗浄後に部屋に戻すのが億劫で放置してしまったことだった。
裂けた際はサビ汁は出たりしなかった。しかし、洗浄してから部屋に運搬して戻すのが億劫で風呂場に1週間程度放置をした辺りから洗浄時にサビ汁がドクドク出だしてくるようになってしまった。
準備と後始末さえ即完了さえすれば…そうして「風呂場に保管すれば次回プレイ時に部屋から風呂場に運搬しなくて済む。楽になる。」といった計画で放置保管を行った。一週間以上経った辺りから突然カビがフット箇所に生えてしまった。そして急いで洗おうとしたゴシゴシした結果サビ汁が出だしてしまった。「風呂場で保管してしまえば洗浄が楽になる」といった計画は大失敗に終わった。
リアルドールの裂けた箇所がさらに劣化してしまった。
裂けた足裏内部は最初からグチャグチャであった。そしてサビ汁でさらにグチャグチャになってしまった。ラブドールの内部は金属の棒が簡素に入っているといったわけではなかった。何か色々とおが屑のような物で詰まっていた。そしてサビ汁で“腐った廃肉”のようになってしまった。
おが屑のようなものがボロボロ出てくる。シンプルに金属だけがむき出しになるといったことは無かった。元々内部にその茶色のおが屑が詰められていて水と一緒に出てきただけなのか、金属のサビなのか、骨格の周りだけがステンレスで骨格内部が錆びる金属なのかは不明ではあった。しかしどちらにせよ萎えてしまった。これが原因で全く快感に集中できなくなり押入れ行きとなった。
裂けた状態ではまだ見た目は萎えなかった。しかし、サビ汁が出て茶色に染色していくかのように裂け箇所が茶色くなっていった。そしてその茶色箇所はいくらゴシゴシしても取れない。オマケに洗剤でゴシゴシすればするほどまた内部に水が入ってしまう無限ループ地獄に陥ってしまった。サビ汁で染色された状態からもう戻らなくなってしまう。
自重であっという間に裂けてしまう。「裂けないような骨格になっているに違いない」といった期待はことごとく裏切られた。これがリアルドールの初見狩りの1つであった。裂けないように工夫された良心的な骨格要素は無かった。そしてサビ汁でさらに酷い劣化と化してしまった。
衛生的では無かった。素材について「人体に無害」と商品素材説明にその旨が書かれていたため、内部も衛生的だと思っていた。しかし、実際は違った。ボロボロと「木のおがくず」のようなものが出てきたり、そして茶色い液体が出てきたりと萎えてしまった。
「これがドールやマネキンの“赤いアレ”に相当する」とジョークを言ってもいいほど似ていて萎えてしまう。
まるでアレのよう。テッシュで無造作に拭き取るとやはり茶色い液体が付いてしまう。人間と違ってアレは出ない。しかし、茶色いサビ(のような)液体が出てしまう。メタルギア・ソリッドの雷電のあれが白色ならばドールのあれは「茶色」である。
拭き取っても拭き取っても出てくる。テッシュで押し付けて吸い取るように強く拭き取っても出てくる。手でギュウギュウに挟んで強く絞り出してもまだ出てくる。
サビ汁でセックス感が最悪になってしまった。正常位セックスでガバっとアシを開いたとき、体位変更のとき、その茶色の液体がベッドにポトポトと毎回垂れ付いてしまう。だいしゅきホールドをすればツーッとお尻にめがけて垂れていく。拭いても拭いても思い出したようにまた出て来て萎えてしまう。そしてサビ汁が出てくるのが止まったと思いきや、収納しようと動かした途端に思い出したように垂れ出してくる。出しても出してもキリがなかった。修理してもすぐに裂けてしまう。乾き切って修理しても内部が乾いておらず接着剤箇所から透けて茶色い液体が溜まって見えていることさえあった。サビ汁にばかり神経がいってセックスに全く集中できなくなってしまった。
とても濃い液体が出てくる。かかと箇所から垂れ落ちた液体色は真っ茶色が頻繁に出てくる。薄い茶色ではなく真っ茶色な濃さ、非常に濃い色の茶色。濃度が凄まじい。出てくる液体がほとんど透明ならば萎えない。しかし、ドス黒いものが出て萎えてしまう。メタルギアソリッドの雷電の白色のような綺麗なものではなかった。
うす茶な液体も出てくる。真っ茶色ではなく薄くなった茶色の液体も出てきてしまう。真っ茶色が出る前や出きった後にこの薄さの液体が出てくることが多々起こった。
生き物から出るように出てきて萎える。真っ茶色の液体が出てきたり、薄い茶色の液体が出てきたりと逆に生物的で萎えてしまう。単調に真っ茶色の液体が出てくることは無かった。カビが原因で悲劇になって“下の棒”から“薄赤い液体”が出た際に、真っ赤ではなくワインレッドの薄いタイプが出たときは少し安心感があった。しかし、“真っ赤”なタイプが出るとやはり萎える。“プー”に真っ赤バージョンが付いた場合は切れズィであるが黒ずんだバージョンが付いた場合は“グワーン”の可能性があるといった、真っ赤な液体ではないのにそれらと同じ感覚に至った。
溜まっていたサビ汁が袋に穴を空けたように漏れ出てくる。リアルドール業界側が「洗体時にシャワー等が首とヘッドの接合部分にかかると内部に水が侵入することがあるのでご注意ください」といった旨の注意事項をよく掲示してくる。理由はこれである。侵入した水が中でサビて茶色の液体がドクドクと溜まってしまう。そして肉体が裂けた途端「待ってました!」と言わんばかりにその体内箇所に溜まっていたサビ汁がドクドクと出ていく。その原因が風呂場に放置したことでもあった。「ステンレス製だから大丈夫」と期待してしまっていた。
「骨格はステンレスなのでサビの不安がありません」といったような旨が商品説明にあり、水が侵入してしまっても大丈夫だと思ってしまっていた。しかし、そういった期待もすべて裏切られた。それがリアルドールの初見狩りの1つであった。内部の金属がむき出しになった裂けた底部箇所、ステンレス製の骨格に関わらずサビ汁のような茶色い不衛生な液体がポタポタと垂れ出した結果となった。
サビでもサビに似た液体でもやはり萎えてしまう。これが実はサビではなくて内部の詰まったものが出てきているだけだとして商品説明のその錆びない表記は事実上正しいのかもしれない。しかし、やはり衛生面に不安が出てしまった。そして快感に集中できなくなってしまった。修理してもカウントダウンのごとくまた漏れ出てきてしまうためやはり快感に大きな被害を及ぼした。
今回の初見狩りに遭わない方法は“風呂場で保管しないこと”のみとなる。
ラブドール撮影の背景用に長板を…